【事例⑮】遠心機/検査機器向けスリップリング
Written by kmitani
目次
・はじめに・使用実績シリーズ例
・ファイバーブラシテクノロジーの特徴
・MOOG カタログスリップリング例
・カタログダウンロード
・お問い合わせ
・よくある質問
はじめに
遠心機、検査機器に求められるスリップリングの課題は以下となります。・高速回転
・優れた耐久性
・ノイズ耐性
・発熱を抑える
使用実績シリーズ例
・AC4598* (中空型スリップリング)
・AC6023 (小型スリップリング)
・EC3848 (高速回転スリップリング)
・SRA-73625 (小型スリップリング)
・SRA-73799 (イーサネットスリップリング)
・AC6355 (小型スリップリング)
・AC6438* (中空型スリップリング)
・AC6373 (小型スリップリング)
*『ファイバブラシ採用』
ファイバーブラシテクノロジーの特徴
・動的接触抵抗(ノイズ源)が少ない
・接触面の潤滑油が不要
・電力線とデータ伝送(CAN、イーサネット)の混在が可能
・複数の回路接点かつ接触力が低いため耐用寿命が長い
・ファイバー1本当たりの接触圧力が小さいため摩擦しにくい
高速スリップリング EC3848
①高速スリップリング EC3848
特徴
- 最大回転速度 10,000 rpm(冷却なし)
- 2、6、8、10回路のモデルバリエーション
- 精密ボールベアリング
- 各回路の定格は1 A、DC 100 V
- 貴金属接点
仕様
回転速度 | 0~10,000 rpm |
回路数 | 最大10回路(2、6、8、または10個) |
電気端子 | ロータ側:AWG#30(19 / 42)リード線ステータ側:はんだ端子 |
電圧 | 微弱なmV域~DC100V |
最大動作温度範囲 | 1,000 rpm超の場合、50℃ 1,000 rpm以下の場合、80℃ |
接触材料 | 貴金属 |
定格電流 | 最大1.0 A(1回路当たり) |
ノイズ | 20 mΩ(DC 6 V、50 mA、5 rpmの場合) |
冷却 | 不要 |
カタログダウンロード
EC3848のカタログはこちらからダウンロードいただけますその他シリーズダウンロードは各製品ページより
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